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IT業界において、エンジニアは現場で様々な知識が求められます。
自学習だけでは、どうしても現場で求められる知識レベルに追いつけない状況を打破する手段として、プログラミングスクールは非常に有効です。
現役のエンジニアが、知識の身に付け方やプログラミングスクールのメリット・デメリット、
スクールを利用した方が良い人などを解説します。
参考書レベルの知識では、現場で戦力になれない
ご存知の通り、エンジニアは完全に「専門職」となります。
しかも、
画面の動きやデザインのプログラミングをするフロントエンドエンジニア、
画面とサーバー通信の制御を行うサーバーサイドエンジニア、
データベースの情報を参照・更新するバックエンドエンジニア、
というような分野が分かれているにも関わらず、
各分野の知識を組み合わせて、プログラミングコードを書く必要があります。
何も知識がない人は、プログラミングコードを読むことすら不可能です。
初級のエンジニアで、参考書などでプログラミングを一通り学んだとしても、
現場で直面するプログラミングコードは、冒頭で説明したような
「各分野の知識を組み合わせて、プログラミングコードを書く必要がある」という部分がきちんと考慮されたコードです。
つまり、サーバーやデータベースなどの様々な分野の考慮がされているために、
複雑、かつ、セオリー通りのコードではないことが多く、
解読にそれなりのリソースを割く必要があります。
何をお伝えしたいかと言うと、
参考書レベルの知識のみでは、全然知識レベルが足りず、現場では戦力になれないということです。
参考書を読破した程度ではダメなんです…
エンジニアとして高効率で知識を身に付ける方法
前章から、
①エンジニアには様々な分野の知識が必要である
②参考書程度の知識では現場では戦力にならない
ということを説明していますが、
重要なものは②で、結局どれだけ知識をインプットしても、
現場で活用できるほどの知識として昇華させなくては意味がないです。
じゃあ実際のエンジニアはどうやって勉強しているのですか?
エンジニアはインプットした知識を高効率で自分のものにする方法を持っています。
この章ではその方法をご紹介します。
答えは非常に単純で、
実際にそのコードを使用した簡単なサービスを創る
です。
泥臭いことではありますが、結局、実際に手を動かした方が知識の定着度が高まります。
エンジニアは基本的にプログラミングが出来る環境を整えていますので、
ロジックやプログラムの動きの確認を行うことで、
得た知識をアウトプットする出来ます、これが非常に重要です。
初学者の時こそ、
知識のインプットをのみで終わらせずに、アウトプットを重視するようにしてください。
以降の章で、もう少し具体的な学習方法をご紹介いたします。
無料学習サイトの利用
まず一つ目の学習方法は、「無料学習サイト」の利用です。
オススメのサイトは以下の2つです。
ドットインストール
Progate
自身のパソコンに、プログラミングが出来る環境を整える「環境構築」から
実際の「プログラミング」を実装するところまで体験できるようなコースが用意されています。
コースの中身にしても、動画や画像が豊富に用意されていて、
理論的よりも視覚的に勉強することが出来るので、
初学者が勉強する取っ掛かりにするには非常に良いツールです。
以下にそれぞれ公式サイトのURLを貼っておきますので、ぜひ一歩目を踏み出してみてください。
プログラミングスクールの利用
続いて二つ目の学習方法は、「プログラミングスクール」の利用です。
無料学習サイトとは違い、決して安くないお金を支払うことになります。
これが大きなデメリットになります。
メリットとしては、
・学習カリキュラムが洗練されていて、目標に向かって正しく進める
・実践的なアプリの作成が可能で、自分の実績とすることができる
・同じ未経験の仲間が出来る
が挙げられます。
自学習に比べて、ゴールまでのカリキュラムが明確なので、自分のステップアップを視覚化できます。
また、筆者が特に良い点だと感じているのは
「アウトプットが実践的なので現場で活用できる知識が身に着く」という点です。
どうしても初学者の自学習ではアウトプットとして、
Webサービスを創るやアプリを創るというのは難しいですが、
スクールの場合は、実際にアプリを作成しアウトプットができます。
その経験や、自分の成果物として他人に提示できるサービスやアプリがあるというのは
転職に限らず、どこに行っても名刺代わりになる成果物となるので、自身の大きな強みになります。
自分が作れる成果物の一覧をポートフォリオと言って、
エンジニアはそのポートフォリオが名刺代わりになります!
スクールを利用せずに転職した筆者の体験談
前段ではエンジニアとしての知識を身に付けるための方法として、
「自学習」と「プログラミングスクール」の
2つをご紹介させていただきました。
ちなみに、筆者は「自学習」でエンジニアに転職しました。
冒頭から紹介している、「結局勉強したと言っても、現場で必要なスキルを身に付けられていない」
というのは筆者自身の話です。
正直、知識0でエンジニア転職は相当大変でした。
具体的にどんな苦労があったのかを紹介いたします。
先輩エンジニアとの会話が成り立たない
エンジニア界隈では、様々な業界用語が飛び交います。
「AWSでEC2立ち上げて、~…」
「ここはAPIを叩いて、戻り値を設定して~…」
「それはSQLでDBから取得すれば~…」
などなど、よくわからないアルファベットの略語が会話に頻出します。
もちろん未経験エンジニアは、よくわからない単語が多く含められた指示を理解できずに、
いったい自分は何を指示されたのだろうかとフリーズしてしまいます。
ただ、先輩のエンジニアも技術的なことを教えてくれる時間を確保してくれますが、
その分だけ先輩エンジニアの時間を奪ってしまっていることに、メンタル的に苦しくなります。
現場で「あいつは使えない認定」を受けるのは嫌でした…
苦手分野の設計は生産性が落ちる
筆者は、入社後3カ月間は教育制度があるような会社に転職をしたのですが、
どうしても分野によっては習熟度が足りていない分野も出てきます。
現場配属段階での筆者は、
どっちかと言うとサーバー側の操作を得意としていましたが、
任された仕事の中には、サーバー側の操作だけではなく、画面の機能追加のタスクもありました。
画面を構成するモノとしては「HTML」「CSS」「JavaScript」などが挙げられますが、
これらの分野は、筆者が苦手分野としているところでした。
仕事である以上、各仕事に使ってい良い時間(=工数)があります。
各個人の得意不得意に関係なくタスクは割り振られます。
「得意分野であれば時間内に終わらせられるが、苦手分野については時間がかかります」
という理由で苦手分野のタスクを実施する工数を多めに要求するというのは、
現場で全く通用しません。
どんな分野も網羅的に知識をインプットし、
苦手分野が見つかったら重点的に学習することで苦手分野としないことが
自学習からエンジニアになる際に重要なことになります。
暗記は必要ない、「実現可能」というのを知っているだけで良い
これまでは大変だったことの例をご紹介させていただきましたが、
この章では「これを知っていれば良い」という、エンジニアで仕事する上でのコツをご紹介します。
結論からいうと、
暗記は不要で、「できること」を知っていることが大事
です。
説明すると、まず「暗記は不要」という部分については、
プログラミングを組みたい場合、そのプログラミングのテンプレートはネットで検索をすれば、
いくらでも情報が載ってますので、それを真似すればプログラムは書くことが出来ます。
つまり、プログラムのコードの例はいくらでもネット上に存在しているので、
プログラムの組み方自体を暗記する必要は全くありません。
続いて後半の「「できること」を知っていることが大事」という部分ですが、
前段で
「プログラミングは暗記しなくても、いくらでもググればプログラミングは組むことが出来る」
とお伝えしました。
ですので、エンジニアとしては
「その作業をシステム化することが出来る」という経験、もしくは知識があれば、
具体的なプログラミングの方法をネットで調べれば良いのです。
システム化の方法については、カンニングOKな業界ってことですね!
オススメのプログラミングスクール
前章までのことで
「実際のプログラムは、教科書通りのコードより、はるかに難易度が高い」
「自学習だけでは、どうしても苦手分野ができてしまい、網羅的に学習することが難しい」
上記のようなことが起こりえるという、IT業界の実態をお伝えしました。
自学習だけでは限界があるということですが、
ではプログラミングスクールに通うとしてもどういったスクールに通うと良いのか、
各スクールの特徴を解説し、おすすめのスクールをご紹介します。
Q&A
この章ではよくある質問に回答していきます。
ご参考になれば幸いです。
転職する前にプログラミングスクールに通った方が良いですか?
通えるのであれば、通った方が良いです。
筆者は知識0で大変苦しみました、筆者は退職時に貯金も少なかったため、
引っ越し費用と直近の生活を考えるとスクールには通えないという判断をしました。
ある程度お金が貯金出来ていていて、それを切り崩しながらまとまった休みが取れるなら、
スクールに通ってから転職するように動いたと思います。
スクールの転職支援は利用した方が良いですか?
せっかくある支援制度なので、利用すれば良いと思います。
ただしその上で、自分でもITエンジニアへの転職先を探してください。
理由は、シンプルで転職という大きな決断を行う時に選択肢が多い方が良いからです。
就職先、行きたい企業は自分で選べるものを選ぶべきです。
勧められたところと社風が合わなくて、
「あの時自分で選んでいれば…」という後悔をしないように
備えておくことが肝要です。
オススメの転職サイトについては、以下の記事内でまとめていますので、
気になる方は読んでみてください。
どんな人がスクール利用に向いていますか?
大前提で、貯金とまとまった時間が取れる人というのがあります、当たり前ですが。
それ以外の観点でいうと、
自学習で、どこがゴールなのかも明確でない状況が苦手という方は、
細かいゴールが設定されているカリキュラムがスクールがオススメです。
別の観点でいうと、
自学習は基本無料で出来るという反面、いつでも勉強できるというゆとりが生まれます。
その状況で勉強することが苦手な方は、
お金を払っているというプレッシャーに身を置いて勉強した方が良いので、
そういう方はスクールに向いています。